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鳥燈はお任せのみ。一羽から取れる十二本の部位、夜の構成となる三つの献立、そして炭火に寄り添う三つの杯。その夜の仕入れに合わせて、焼師が一本ずつ仕立てます。

一羽から、十二本の宇宙。

焼鳥の本懐は、ひとつの命を端から端まで使い切ることにあります。鳥燈の定番十二本を、串の順番でご案内します。火入れは部位ごとに、温度・距離・時間が異なります。

01名物
FIG. 014:3cuts / 01-sasami.jpg

芯までは火を通さず、表面だけを高温で。仕上げに信州本山葵をひと刷毛。淡白さの中に走る、青い香り。

火入れ
強火 / 表面のみ
味付け
塩 + 本山葵
02定番
FIG. 024:3cuts / 02-mune.jpg

水分を逃さぬよう、低い火加減で長く。中心はほのかにロゼ色。地鶏本来の甘みがあらわれる、最も難しい一本。

火入れ
弱火 / 長め
味付け
塩 のみ
03定番
FIG. 034:3cuts / 03-momo.jpg

よく動いた赤身の弾力と、ほどよく落ちる脂。表面はかりっと、噛めば肉汁。鳥燈の代表的な一本です。

火入れ
中火 / 両面均等
味付け
塩 / 黒胡椒
04定番
FIG. 044:3cuts / 04-negima.jpg

下仁田・千住・九条、季節で葱を替えて。鶏の脂を吸って甘く焦げた葱と、もも肉の対話を、伝統のかたちで。

火入れ
中火
味付け
塩 or 返し(選択)
05名物
FIG. 054:3cuts / 05-kawa.jpg

一日かけて水分を抜き、二度焼き。耳のうしろまで届く、銀座一の音と聞きます。当店では返しタレで仕上げます。

火入れ
二度焼き
味付け
返し / 七味
06希少
FIG. 064:3cuts / 06-bonjiri.jpg

一羽からわずか一本しか取れぬ尾の付け根。脂が宝石のように溶け、噛むほどに広がる旨み。柚子胡椒を少し。

火入れ
強火 / 脂を弾く
味付け
塩 + 柚子胡椒
07内臓
FIG. 074:3cuts / 07-hatsu.jpg

弾力と、ほのかな鉄分の香り。表面に細かい包丁目を入れ、断面の食感を立てます。塩のみで、潔く。

火入れ
強火 / レア寄り
味付け
08名物
FIG. 084:3cuts / 08-reba.jpg

表面に網目状の焦げ、内側はとろり半生。返しに浸し、最後にひと刷毛、岩塩。低温調理に頼らず、火加減で仕立てます。

火入れ
中火 / レア
味付け
返し + 岩塩
09希少
FIG. 094:3cuts / 09-seseri.jpg

一羽からわずか数十グラム。よく動いた首の肉は、噛むほどに弾み、最後に強い旨み。中辛の山椒を控えめに。

火入れ
強火 / 表面しっかり
味付け
塩 + 朝倉山椒
10名物
FIG. 104:3cuts / 10-tsukune.jpg

荒く叩いたもも肉と軟骨で、肉の食感を残して。三代続く秘伝の返しを纏わせ、烏骨鶏の濃い卵黄を絡めて召し上がれ。

火入れ
中火 / 二度返し
味付け
返し / 卵黄
11食感
FIG. 114:3cuts / 11-nankotsu.jpg

胸骨先端のごく小さな部位。コリッとした最初の食感のあと、薄く纏う肉が後を引く。塩と黒胡椒、それだけで。

火入れ
強火
味付け
塩 / 黒胡椒
12隠し串
FIG. 124:3cuts / 12-chouchin.jpg

輸卵管に成りかけの黄身を残した、一羽から数本しか取れぬ稀少串。黄身を割らぬよう細心の火加減で。鳥燈の屋号の元です。

火入れ
極弱火 / 黄身を温めるのみ
提供
仕入れ次第 / 数量限定

夜の構成、三つの献立。

鳥燈ではお任せのみ、その夜の仕入れと、お席の進み具合に合わせて、本数を調整いたします。下記は基準となる三つの構成です。乾杯のひと品から、〆のご飯まで。

夜の入口

¥12,800サービス料10%/税込
  1. 01
  2. 02
  3. 03
  4. 04
  5. 05
  6. 06
  7. 07
  8. 08
  9. 09

はじめての方に。鳥燈の骨組みを、九品で。お時間は約 90 分。

本数串 5 本 / 計 9 品
所要約 90 分

¥26,800サービス料10%/税込
  1. 01
  2. 02
  3. 03
  4. 04
  5. 05
  6. 06
  7. 07
  8. 08
  9. 09
  10. 10
  11. 11
  12. 12
  13. 13
  14. 14
  15. 15
  16. 16

その日の地鶏一羽を、ほぼ余さず。焼師との対話を、二時間半。

本数串 11 本 / 計 16 品
所要約 150 分

炭火に寄り添う、三つの杯。

焼鳥は油と煙の料理です。だから酒は、清く冷たく、あるいは澄み切ったものを。鳥燈では生ビール、純米吟醸、シャンパーニュの三軸を中心に揃えています。

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FROSTED PILSNER

マイナス二度に冷やしたジョッキへ、注ぐたびに微細な氷の結晶が立つ生ビール。皮の脂と、ぼんじりの強い旨みに、すっと冷たい泡が橋を渡します。鳥燈最初の一杯は、これ以外あり得ません。

  • サッポロ 黒ラベル 樽生¥1,200
  • ヱビス プレミアム 樽生¥1,400
  • クラフト ピルスナー(日替)¥1,600
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JUNMAI GINJŌ × KIRIKO

炭火の香りには、ふくよかな米の甘みが寄り添います。新潟・山形・福島の純米吟醸を中心に、常時十二銘柄。江戸切子のお猪口にて、温度二段階でお選びいただけます。

  • 新政 No.6 X-type¥1,800 / 90ml
  • 而今 純米吟醸 山田錦¥1,600 / 90ml
  • 十四代 中取り 純米吟醸¥2,400 / 90ml
  • 飛露喜 特別純米¥1,400 / 90ml
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BACKLIT FLUTE

レコルタン・マニピュランを中心に、辛口で骨格のあるものを揃えています。皮や軟骨の脂、燻香に対し、酸が一閃。記念の夜に、最初の一杯としてもおすすめです。

  • Egly-Ouriet Brut Tradition¥3,200 / グラス
  • Pierre Péters Cuvée de Réserve¥2,800 / グラス
  • Selosse Initial(ボトル)¥58,000